Stripe Sessions 2021を視聴した

Stripe Sessions 2021 Site. Credits

日本時間で2021年6月17日からStripeのバーチャルカンファレンス「Stripe Sessions 2021」が行われています。30日までのおよそ2週間に渡ってプロダクトについて・トークセッション・ワークショップがオンラインで行われています。2019年はサンフランシスコで開催されていましたが今年は完全オンラインでの開催です。

主にプロダクトについてのセッションを見てみました。

視聴したセッション

以下を視聴しました

Stripeの凄さを実感

CEO Patrick Collison keynote. Credits

keynoteセッションでStripeの凄さを改めて実感。秒間5000リクエスト以上をさばき、サイバーマンデー期間でもfive nine(99.999%)を維持。

パンデミック期間オンライン詐欺が39%急増している事実にも驚いたが、Stripe Radar管理化ではほぼ影響がなかったとのこと。

本イベントより前に発表されていましたが、一番個人的に衝撃だったのがStripe Identity。eKYC(electronic Know Your Customer)、本人確認基盤をノーコード(確認リンクの発行)で組み込める。実はすでにDiscordやClubhouseなどのサービスで利用されているとのこと。本当にすごい。

Stripe Identity Credits

日本ではまだ開始されていないからか、サイト上からリンクが掲載されていなかったけどプロダクトページは存在します。

Stripe Identity

試してみた方もいるのでご参考に。私のStripeアカウントでは利用できなかった…

本人確認処理をStripeで一元管理できる「Stripe Identity」が早く日本に来て欲しくなる内容だったので触ってみました - リモねこ

視聴サイトとプレゼン

keynote動画はサイトと連動していて、話している内容の参照リンクが動画下に表示される。字幕も付けられる。ちなみに日本語字幕はアジアのセッションについていた。

keynote session. Credits

各プレゼン重要な数値・キーワードが表示されたり、わかりやすい動画デモがあったり利用しているビジュアルも統一・共通化されていて全体的にわかりやすかった。強いこだわりを感じる。

3-D Secure 2.0

セッションを通じて知ったのが3-D Secure 2.0。私が持っているクレジットカードの3D Secureは、決済サイトから一度クレジットカード側のサイトに遷移して認証して戻ってくるタイプ。3D Secureはそういうものだと思いこんでいた。

実は私が普段利用していたのが3-D Secure 1.0。2001年Visaが最初に開発導入したらしく、当時はモバイル端末が普及していなかったので考慮していない。2.0はモバイルファーストでデバイスの認証を利用したりAPIでほぼ完結する作りで、サイト遷移せずに認証が完了。3D Secure 2.0のサイトがあったので掲載。

https://3dsecure2.com/jp/

詳しい構成とかフローが書かれていたのでこちらも参考に。

https://www.gpayments.com/jp/about/3d-secure-2.0/

wikipediaを見ると

バージョン1でのかご落ち率(離脱率)の高さを反省し、バージョン2では「リスクベース認証」を導入

反省している…提供側の利便だけでなく利用者の使いやすさ・リスク回避含め販売店の利益まで考えてくれている。

Stripeではクレジットカード情報を入れて決済をする際、3D Secureの追加認証がある場合同じ画面上で認証が行われて完結する。 ちなみに日本での3D Secure 2.0対応状況としては

VISA - 2021年10月17日 現行バージョンの3Dセキュア廃止

Mastercard - 2022年10月14日 現行バージョンの3Dセキュア廃止

JCB - 未定

AMEX - 未定

とのこと。早く開始されてほしい!

まとめ

Stripe sessions 2021。30日まで開催されています。英語抵抗あるという方は、日本語字幕が表示できる「Stripe in the Asia-Pacific region」セッションお勧めです。コンビニ決済と銀行振込についての話が出てくるので気になる方はぜひ。

Stripe Sessions 2021