1日1ファイル、「調べたこと」「やったこと」を日報として残す

以前一緒に働いていた同僚が実施していたメモの取り方をパクリスペクトしてみた。
動機
今働いているチームでは明確な日報は無く、Slackの分報チャネルもない。
この状態で作業を進めていたら、何も蓄積されないような気持ちになった。そこでふと思い出したのが元同僚のメモの取り方。
毎日1ファイル作成して、そのファイルにその日にやったこと(事細かくやった作業、実行したコマンドなども)をメモしていた。メモは年単位で残っておりとても驚いたことを覚えている。
実践
当時は、日報を書く必要があったのとSlackの分報チャネルがあり細かく投稿していたこともあり、細かくメモを取る理由もなかった。Slack検索したりググればよいか(細かくまとめるのも面倒だな)と思っていた。
いざ、日報を書く必要がない状態になった途端「日報書きたい!!」と思った。即座に元同僚の「1日1ファイルメモを取る方法」を思い出し、ひとまずやってみることにした。
プラクティスとしては以下のようにして「すぐに書ける」ことを重視した。
- VS Codeのユーザスニペット機能で「/nippou」を作る
- /path/to/nippou/yyyy/mm/mmdd.md ファイルを毎日作る
/n
くらいでスニペット候補が出てくるので選択してテンプレートを適用- スニペットに
$1
を指定して、書き出しにキャレット指定する
VSCodeに独自のコードスニペットを登録するを参考にしてスニペットを作成した。
書く内容について以下を意識した
- 体裁はそんなに気にしない(マークダウン記法で書きはするが、間違っていても気にしない)
- 調べたこと、そのときに参照して参考になった記事URLも記載
- どのあたりが良かったのかもざっとメモする
- 何を調べて、どう考えて、どのように決めたのか(解決したのか)を書く
- わからなかったことは、わからないと書いておく
感想
実際に数ヶ月やってみているがとてもよい。一番よいと感じたのは参照した記事URLのメモ。
- 「この前やった作業で参考にした記事どれだっけ」がとてもサクッと検索・参照できる
- わからなかったことをもう一度調べるときに前の状態にサッと戻れる(過程を書いているため)
- 他の人に伝えるときに、メモしていた内容を体裁整えれば伝えられる
このあたりで個人的には効果を実感している。
改善点としては検索性を上げたい。体裁をある程度整えられればできるが、雑に書けることにメリットがあるため程よいバランスを考える必要がある。
現状やってないが振り返られる仕組みも作っていきたい(月次とかでまとめファイル作るなど)。
駄文
最近はAeropexをヘビーに利用している(電車では、「聞き取りにくい」「音漏れ心配」で利用してない)が、もともと使っていたBeatsXのイヤホンの片方が壊れたのかとても音が小さくなってしまった。買い替えどきかもしれない。
製品名忘れてしまったが、ネックバンド型ワイヤレスで左右イヤホンが磁石でくっついて、くっつくと電源が落ちるものを使っていたけど良かった(BeatsXのイヤホン電源落とし忘れて気がついたらバッテリーがなくなって使えないことが何度も…)。