JP_Stripes Fukuoka vol.11を開催しました

JP_Stripesいつもの11°ポーズ

JP_Stripes Fukuoka vol.11をFusicオープンオフィスにて開催しました(2024年8月30日(金)開催)。 今回は、台風の影響で開催が危ぶまれましたが、急遽オンラインとオフラインのハイブリット開催としました。

悪天にもかかわらず会場に来ていただけた方々、ありがとうございました。 Fusicさまのオープンオフィスはじめて行きましたが、とてもきれいでスライド見やすく居心地がよかった。黒い少し傾斜のある台が使いやすい!

「Fusicの新オフィスがオープン」の記事より引用

オープニング

オープニングはFusicの清家さん。オンラインのZoomには約20名ほど参加されておりました。感謝。

オープニング

発表のトップバッターは、小島さん。「マネタイズ=収益化の仕組みづくりのためのStripe活用のススメ」

トップバッターの小島さん

発表資料はこちら

RevOps(レベニューオペレーション) という考え — 収益を上げ続ける仕組み — をベースに、Stripeが「支援」できるさまざまな機能を網羅的に紹介。 「開発が早い」「入金が早い」「状況把握が早い」、これはとても納得できて特に最近は「開発が早い」に磨きがかかっている印象がある。

YAMAPさまの発表

YAMAP 樋口さんによる 「Stripe Connect を使って保険販売サービスを立ち上げた」 の発表。 Stripe Connectの導入事例を紹介いただきました(オフレコ話もあり詳細は割愛)。

YAMAPの樋口さん

YAMAPの保険商品については以下記事がとてもわかりやすかったです。

ヤマップの資金調達および損害保険会社設立について|記者発表会レポート - note

データに基づいて保険料が安くなる仕組みは、会社も登山者も双方うれしい仕組みだと感じました。

三室さんの発表

三室さんによる 「素人ビジネスマンが個人開発で金とるために Stripe 使ってみた」 の発表。

三室さん

Bubble + Stripeでサービスを構築しているようです。 BubbleとStripeの連携がとても簡単で、機能追加もノーコードで簡単そうでした!Bubble使ったことがないため気になる。

発表資料はこちら。

BubbleのStripe Pluginは以下を参照ください。

Bubble Plugin - Stripe

Stripe 岡本さん

Stripe 岡本さんによる 「SaaSを迅速にマネタイズするための、サブスクリプション請求システムの作り方」 の発表。

Stripeの岡本さん(Zoom配信画面)

以下が発表スライドです(ほぼライブデモで説明いただきました)。

この発表で、個人的に驚いたのがワークベンチ機能。ライブデモで見せていただきましたが、本当に便利すぎる。 開発で必要な情報・データ・コードに迅速にアクセスでき、すぐに実行から結果確認までを管理画面で完結できる。

スライドにはワークベンチについての記載がないため、私が実際に使って調べてみました。

ワークベンチ機能

まずワークベンチ機能を利用するには、アカウントに対して複数のサンドボックス環境が作れるようになっています。環境毎にアカウントを作らなくてよくなります。

Stripeサンドボックス画面

その上で、右下のアイコンから表示させることができます。(ワークベンチ機能を有効化する必要があります。)

Workbenchアイコン

開発に必要な情報やツールがまとまっています。通常の画面がビジネスの「収益管理」「運用」が行える画面で、このワークベンチは開発の「データ管理」「試行錯誤」が行える画面だと思いました。 Overviewはよく参照する・使うデータがそろっています。

Workbench Overview

Eventタブは、発生したイベントを素早く参照してデータ確認ができます。たとえばデータ内のCustomerIdはリンクになっており、詳細を確認ができます。

Workbench Event

Shellタブは、Workbench上でStripe CLIがそのまま実行できる環境です。 Customer List APIを実行した結果を確認したい場合、API Explorerで選択して「Run」ボタンで実行され結果が左ペインに表示されます。

Workbench Shell

APIの実行をコードにしたい場合は、「Print SDK Code」で生成もできます。APIドキュメントを見に行く必要もありません。機能の統合がとても自然で違和感がないところがものすごく素敵です。

WorkbenchでPrint SDK Code

詳しく知りたい方は、ドキュメントを参照ください。

ベータ機能の状況や、直接機能へのフィードバックしたいという方は「Stripe Insider」を利用してみてはいかがでしょうか。

Shellについて

Shellの画面UIがコマンドプロンプト風なので、ls コマンドを打ってみるとどうなるのか気になりました。

実際に実行すると、なんとちゃんと結果が返ってきます!!まさかと思い cd コマンドを利用するとこちらも動きます!感動です。こういう遊び心は嬉しくなっちゃいます。

※どのようになるのかは、実際に試してみてください!利用できるコマンドは help で確認できます。

まとめ

JP_Stripes Fukuoka vol.11を開催しました。 悪天にもかかわらずオフラインで参加いただいたみなさまといつものポーズ写真をとり、イベント終了後は雨も止んでいたためみなさんと打ち上げしました。

乾杯
キーワードは、 チャーミング
IPAおいしい

打ち上げでは、オフレコ話とチャーミングについての話で盛り上がりました。 いろいろと学びのある会でした。みなさんありがとうございました!

駄文

ここ数ヶ月、猛暑というのもあり平均でも30km/月を下回るくらい。全然走れていない。 ということで、目標ドリブンというか何か大会参加を決めて、走らないといけない状況追い込む。

「サロマ湖100kmウルトラマラソン オンラインチャレンジ」のエントリー締め切り間近。 9月の1ヶ月で累計100km走るというもの。ちょうどよかったので申し込んだ。朝夕は涼しくなってきたので走るぞ!!

小島さんも言っていた 「決めれば始まる、始まれば終わる」。これだなと実感しています。

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